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気団まとめ_W336x280
550: 名無しさんの気団さん 21/04/10(土)21:03:59 ID:XL.0y.L1
昔勤めていたブラック企業の同僚Aさんの神経がわからない

Aさんとは新人研修で出会った
私は他県出身、Aさんは地元民
初対面の時に何かで自動車学校の話になって
私が「自動車学校と自動車教習所ってどう違うんだろう」と何の気なしに言うと
Aさんは「えぇえ!?そんなことも知らないの…!?」と、本当に信じられない生き物でも見るような目で言われた
まずい事言ったのかなと思い
「世間知らずなもんでw」と答えたらまじまじと顔を覗き込まれて
「…本当に世間知らずなのね」と心底真顔に言われた
ちなみに別に車や運転関係の職種ではない

あとで自動車学校と教習所の違いをネットで調べたけど
サイトによっては大して違いは無いとまで書いてあるし
正直「知らないとそんなにおかしな事か?」と思う
周囲の人に聞いてもたいてい「さぁ?」だs

他にも私が、社宅暮らしになるなら近くにコンビニがあればいいなぁと言うと
Aさんに「え、コンビニ…?コンビニなんか、何に使うの?」と不思議そうに聞かれ
某ジャ〇プ漫画どうなったかなーと言うと
「えー!?少年漫画なんか読んでるの?」と驚かれた
「流行についていけるから」と言ってもAさんは納得できなさそうな表情だった

こんな感じでAさんは何となく合わないんだけど同僚としてはいい人なので普通に同僚付き合いはしてた
コンビニの件は、必要ない人は本当に必要ないだろうし
たしかにいい歳してジャ〇プ読むのは眉を顰める人もいるだろう
Aさんはたぶん私を変な子と思っていただろう
実際仕事が出来て先輩の覚えがめでたいのはAさんの方で
私は異郷の地に一人配属され、勝手がわからずミス連発(今思えばこのころから鬱が始まってた)
ブラック企業でもダメ社員扱いで心身が削られる日々だった


ある時Aさんちに誘われた
「夕飯食べに来ない?」「会社に面白い人がいるって言ったら親が貴方に会いたがってるの」
面白い人、になんかカチンと来たけど
私は慣れない異郷の地でボロ社宅で一人暮らしで薄給で赤貧
Aさんは(給料はとにかく)実家暮らし
タダ飯はありがたいのでご相伴にあずかる事にした
面白い人っていうのも悪気は無いのかもと思って


でも行ってみたらなんか変
Aさんちは綺麗な戸建てだった
会いたがってる筈の親が塩対応

私「こんばんは、いつもAさんにお世話に…」
A母「コートはちゃんと脱ぎなさい」

しょっぱなからこれでした
A母さん、笑顔だけど目は笑って無い
タダ飯だけ頂いたけど終始微妙な感じだった(味はわからんかった)
そのあとまたAさんに誘われた
前回の事があったがそこは赤貧、タダ飯目当てにまたのこのこAさんちに行ったら
A母さん、こっちにお尻向けて寝っ転がって火サス見てた
私は、他人がいるのに平気で寝っ転がるお母さんなんて初めて見たのでびっくりした
今にもオナラしそうな感じ
Aさん「じゃ、作ろっか」え…私達が作るの…
結局夕飯は二人で作って食べた

ここまでなら単にちょっと習慣が合わないだけだったのかもしれない
でも心底恐怖を覚える体験をした

551: 名無しさんの気団さん 21/04/10(土)21:05:49 ID:XL.0y.L1
(続)
我が社はブラック企業、当然研修もブラック
サ〇ックスやゼ〇ア製薬程ではないけどいい勝負だと思う
外部に委託ではなく本社の人事がそれを仕切ってたのが怖い
その仕切ってた人事の上司(通称・更年期看守)がある日、私達の支社にやってきた
看守は私を見るなり「よう!(にこやかな顔)」

看守の顔を見た途端、私は地獄研修のトラウマがよみがえり、凄まじい吐き気に襲われた
下手な芝居だけど、内線で呼ばれたふりをして逃げようとした
看守は「おい、どうした?俺やぞ」みたいに寄ってくるけど聞こえないふりして逃げようとした
その時Aさん登場
「あーーっ、看守さん!お久しぶりです!(ニコニコ)」
Aさん助けてくれたんだありがとう!
しかしすごいなAさん、空気読むプロだ、私は社会人失格だ
でも社会人失格となじられようと、あの看守と握手なんて恐ろしくて出来ん
Aさんは「私子、どうしたの~?」と声をかけるけど私は気づいてないふりで逃げようとした
はたから見ればアホみたいだが本当に必死だった
次にAさんは腰を抜かす事を言った

「せっかく看守さんがわざわざ来てくれたのにどうしたの?研修であんなにお世話になったじゃない」


Aさんは洗脳研修で、難病で死んだ親戚の事をネタにされて泣いてた
そのあと看守に抱きしめられて白々しいお芝居押し付けられて泣いてた
あれまさか本当に感動の涙だったの??
あのときの研修生は大抵「もう全部茶番、脚本なんだよ」「あのタイミングで更年期がキレて怒鳴るのも脚本なんじゃね」って言ってた
だからみんなわかりきって、そのつもりで振舞ってた
Aさんもそうなんだと思ってた

看守が帰った後Aさんが
「もー私子ったら変なんですよーせっかく看守さんが来てくれてご挨拶を求めてるのに~w」
と先輩達に話して笑いの種にしていた
笑われた事よりも、ああ、本気なんだ、あれ感涙だったんだ…と愕然としたショックの方が大きかった

この後色々あってほぼ夜逃げで退職した
この時代に退職代行サービスがあったら絶対使ってた
本当に最悪な会社だった
故郷に帰って病院行ったら胃潰瘍寸前だった
今はやっとホワイト企業に巡り合えて気の合う人達と仲良くやれてる
ただ後遺症なのか長年自律神経と鬱と胃痛がきつい


すごくどうでもいいけどAさんの方が私より二歳年下です

552: 名無しさんの気団さん 21/04/10(土)22:13:33 ID:i2.vt.L17
>>551
そういう研修ってマインドコントロールする手法でやってるから、
ばっちりコントロールされちゃったんだろうね

引用元: ・その神経がわからん!その64






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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2021年08月01日 08:00 ID:kidanmatome