73: 困った時の名無しさん[] 04/12/28 19:29:50
料理なんかしなくても良かった。しかし時代は流れ、うちは庶民になった。
ばぁちゃんの作る玉子焼きは江戸風で甘かった。自分には甘ったるかった。
それが江戸前の高級料理店で出される玉子焼きの味と同じだとは知らなかった。
「もっとさぁ、ハンバーグとかさぁ、おかずになるもの作ってよ!」
ばぁちゃんは困った表情で、でも笑っていた。
死後おばぁちゃんが書いたらしいノートをみた。
カツレツ
オムレツ
餃子
ハンバーグ
焼きそば
インスタントラーメン・・・
74歳の震える文字で、鉛筆書きで、ノート一冊分ぎっしりと
おいらが子供時代、好物だった物のレシピが書かれていた。
花嫁修業で高級料亭に料理を習いに行った事もある祖母が、
最後に勉強したレシピだった。
74: 困った時の名無しさん[] 04/12/29 19:47:39
191: 困った時の名無しさん[] 2005/04/29(金) 11:29:09
>>73
に泣いた 192: 困った時の名無しさん[sage] 2005/04/29(金) 13:02:03
>>191
カツレツのあたりでじわわわわ・・・・と涙が
引用元: ・【痴呆!】おばあちゃんが作った地雷料理【痙攣!】
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残念ながら今は再現出来ない味。