757: 名無しさん@おーぷん 2014/11/28(金)23:24:59 ID:DmG


前いた会社の先輩が近所に住んでたんだけど、週末の夜に携帯で突然呼び出されたことがあった。
言われた料理屋に行ってみたら、先輩とその彼女という人が険しい顔で座ってた。

何事なのか訊くと、
「彼女に喪中ハガキが届いて、彼女がそれを読むとハガキを胸に泣き始めた。見ると死んだのは40代の男で、
彼女が昔プロ目指してやってたスポーツのコーチだったという。

『そんなに泣くなんてお前ら出来てたんだろ。もしかして今でも会ったのか』というと、彼女が『出来てないんてない、
しばらく会ってもいない』と泣き、
それから『あなたと別れたい、あなたは頭がおかしい』と言いだした。

『やっぱり図星なんだろう。怒る前に俺に謝れ』というと、『図星でも何でもいい。別れたい』と聞かない。
俺はこんなに傷ついたのに謝罪もされてないし、別れる気もない。お前こいつに何か言ってくれ」
ということだった。
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「うわあ~」って感じだったが、仕事で絡むことが多い先輩だったので、
「先輩が傷ついたのはよくわかりましたけど、男女のことはどっちかが気が変わったらもう、どうにもならないもん
じゃないですか」
と、やんわり先輩を説得したが、
「馬鹿呼んで失敗だった。や○まん女も馬鹿も氏ね」と店に響く声で怒鳴って、勘定もせず先輩は出て行った。

しばらく彼女さんと黙ってたが、
「あの人が料理いくつか頼んじゃったんです。私食べる気しないから、良かったらお金要らないから食べて」と言ってきた。
料理を食べながら、「僕も昔長いこと楽器を習ってて、恩師と呼べる人がいました」というと、彼女さんが初めて目を合わせてくれた。
「あまり喋る人ではなかったけど、本当に多くを学びました。楽器をやめた今でも、恩師の言葉を時々思い出します。
その人ももう故人ですが、まだ心の中には生きてて、よく僕を励まし、叱ってくれます」というと、彼女さんが泣き出した。

それから二人で閉店までたくさん飲み、食べて、恩師を悼み、恩師を持つことが出来た人生に感謝し、店の前で別れた。

美人だったからすごく名残惜しかったけど。

758: 名無しさん@おーぷん 2014/11/28(金)23:44:17 ID:6qb
糞な先輩の話から
しんみりな良い話になって
最後ちょっと下世話なオチ

>>757

お嫁さんにしてほしい///

760: 名無しさん@おーぷん 2014/11/29(土)05:29:52 ID:yu9
>>757

いい人だね
先輩に辛く当たられなかった?


761: 名無しさん@おーぷん 2014/11/29(土)08:42:59 ID:9hQ
>>757

自分も喪中ハガキでご逝去を知ることが増えてきた。年取ったなー

762: 757 2014/11/29(土)10:22:42 ID:G1A
>>758

顔面偏差値低いけどいいかい

>>760

それが週明け会社行ったら、先輩は何だかの理由で長々休んでて、そのままほとんど会わないまま俺が転職した。
彼女に捨てられたショックで病んじゃったのか、たまたま体調崩したのかしらないが。

引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その4




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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2017年10月13日 09:00 ID:kidanmatome