360: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/11/08(日) 10:38:26.73 ID:l2DVGPJq.net
高校一年の時の話なんだけど高校で新しく友達になった奴に自称ちょっと霊感がある奴Aがいた 
そのAの霊感って言うのはそれほど自己主張が強くなかったから大して気にしていなかった 
だけどAと初めて他の友達Bの家に行った時にAの様子がちょっとおかしくなった 
なんだかソワソワしているような様子で落ち着きがなくて、次の日曖昧な言い方でそのBにお祓いとかしてもらった方が良いかもと言い出した 
それまでそんな自己主張の強い霊感アピールみたいな事をしていなかったから、コイツそういう事言い出すタイプの奴だったのかと正直ちょっと引いた 

当時の俺は霊能関係でそういう事を言い出す奴を良く思っていなくて、Aに対してある悪戯を思いついた 
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それはAを自宅に呼んでラップ音を鳴らし、俺はそれが聞こえないふりをする
その後Aが色々と霊感アピールをして反応した後にネタばらしすると言うものだった
その悪戯には他にも友達Cを呼んで、Cにも悪戯に協力してもらうことにした
悪戯の準備として携帯の着信音をラップ音にしてクローゼットに携帯を隠しておき、Cにこっそりメールをしてもらうように頼んでおいた

そして決行当日、少しゲームで遊んで時間が過ぎた頃に悪戯を開始した
が、何故か何度かラップ音を鳴らしているのにまるでAが反応しかなった
元々俺達はラップ音が聞こえない設定で行く手はずだったので、自分たちからラップ音について触れることが出来なかった
その日は何度もラップ音を鳴らしたんだけど結局Aは反応しないまま帰ってしまった

361: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/11/08(日) 10:39:09.66 ID:l2DVGPJq.net
続き

その後二~三日ラップ音についての話をするか様子をみたけどAはやっぱりラップ音について話さなかった
そこでしびれを切らした俺は自分から最近身体の調子が可怪しいと言い、何か悪いものでも憑いてるのかもと霊能関係の話をして反応を見ようとした
だけどAはそれでも大した反応をしなくてふーんくらいだった
Aがあまりにも霊能関係の話に反応しないので、もう直接的に俺の家に来た時に何か感じたりしなかったか聞いてみた
それでもAは「特に悪い気配とか感じなかったよ」「調子が悪いのも霊的なものじゃないとおもうよ」としか言わない
もうそこまで反応が無いとそれ以上なにも言えなくて結局悪戯の事を言い出せなかった

だけどそのまま二月ほど何事もなくその悪戯の事も忘れかけた時、Bが事故に遭って大怪我をした
そこでAがBにお祓いに行ったほうが良いと言っていた事を思い出し、ついでに悪戯の事も思い出した
気になった俺は何でBにお祓いに行った方が良いといったのか聞いてみた
するとAは言いにくそうにしながらも少しずつ話してくれた

Aは頻繁に他の人に聞こえない不自然な声や音が聞こえるらしいんだけど、一々それに反応していたら疲れるのでスルーしていたらしい
Aに分かるのはそれが悪いものなのかそうじゃないのかの二つだけで、大抵は悪い気配は感じないものばかりらしかった
だけどAはBの家に行った時に「こい……こい……」と言う声を聞いていたらしく、それが相当嫌な感じがしたので思わずお祓いに行ったほうが良いと言ったらしい
つまりAがラップ音の悪戯に全然反応しなかったのは、Aにとってそれが日常過ぎてスルーしていたからのようだった
俺はそれまで霊能関係の話をまるで信じていなかったからこの事はかなり衝撃的だった

引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 134度目




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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年10月19日 11:00 ID:kidanmatome