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お母さんは彼氏募集中様よりご投稿いただきました
ありがとうございますm(__)m 


娘と友達が小学生の頃の武勇伝(?)です。


5年生の9月に娘のクラスにK子ちゃんが転校してきました。

K子ちゃんと娘はすぐに意気投合。放課後や休日もしょちゅう遊んでいて、そのうちにK子ちゃんは自然と他の子達の中にも溶け込んでいきました。


10月になって運動会があり、K子ちゃんのお母さんと初めてお会いしました。いつも仲良くしてもらっていることのお礼を告げて、転校してから間もないけれど、すっかり皆の輪の中に溶け込んでいて子どもの適応力って凄いですよね~、K子ちゃんが良い子だからですね~なんて話をしていました。





するとお母さんが、K子ちゃんが前の学校でいじめを受けていたこと、友達と遊びに出掛ける事なんてなかったので、転校する前は凄く不安だったこと、うちの娘が最初に声を掛けたらしく、それをK子ちゃんが今まで見たことないほど嬉しそうに報告してくれたことを話してくれました。

今まで友達と遊びに出掛けることなど、なかったため、お母さん自身も子どもの付き合いにどこまで手を出していいのか分からないので、ご迷惑おかけします。と言うような事を話してくれました。


それまでにK子ちゃんが我が家に遊びに来たときに、たくさんのお菓子やジュースなどの手土産を持ってきたのは、そのせいかな?と思い、お互い様だから気にしないでと言うような話をしたと思います。

K子ちゃんは吃音があり、そのせいか凄くゆっくり話すのですが、割りと田舎で全体的におっとりした子が多い地域でしたので、それからも子ども達の関係は穏やかなものでした。



6年生になってからも仲の良さは相変わらず、一学期最後の週に娘が、K子ちゃんを含む4人で夏休みにプールに行きたい、乗せて行ってほしいとお願いしてきたので、それぞれの親御さんにも確認して私が連れて行くことになりました。


私は事情があり入れなかったため、休憩室で本を読んで待っていました。たっぷり半日プールで遊んだ子ども達が帰って来たときに、娘とK子ちゃん以外の2人は少し怒ったような顔をして帰って来たので、どうしたのだろう?と思って聞くと、ロッカールームでK子ちゃんの前の学校の子達と一緒になったことを話し出しました。


混雑のせいか、皆バラバラの場所にロッカーがあったそうなのですが、自分のロッカーのところに行ったK子ちゃんがすぐに娘のロッカーのところに来たので、どうしたの?と聞いたら「前、同じ学校だった子がいる」と...。

この時に娘と、もう一人がK子ちゃんの話を聞いてピンッ!と来たようでした。

同じ学校の子ならば久しぶり!とか元気!?とか会話があっても良さそうなのに、K子ちゃんは逃げるように娘達のところに来たのです。

娘ともう一人の子は、こっちに荷物を持っておいで!と一緒にK子ちゃんのロッカーまで行き、荷物を移動しました。移動する間も、前の学校の子達はジロジロと不躾な視線で見てきたそうです。それでも気にしないように着替えていたところ、娘達のうちの、もう一人(移動を手伝ったのとは別の子)が「ねえ!」と呼びかける声が聞こえたので、着替え終えた娘達がそちらへ行くと、K子ちゃんの元同級生に声を掛けていました。

そのプールのロッカールームは濡れた足で上がらないようにする場所をスノコで仕切っているのですが、元同級生は気にせず濡れたままで上がりベタベタにしてしまっていたこと、また使用後のロッカーは施錠することになっているのですが、鍵も掛けず扉も開いたままのため注意をしていたのです。



元同級生は、話し声につられ見に来ていた娘達の中に、K子ちゃんがいるのを見付けると凄く恐い顔でK子ちゃんを睨みつけたので、娘と、一緒に着替えていたもう一人がK子ちゃんの姿が見えないように前に立ちました。

K子ちゃんを睨み付けるばかりで、返事をしない元同級生に痺れを切らした娘の友達が、もう一度「扉は鍵をかけないといけないし、濡れちゃったから拭いた方がいいよ」と言うと、今度はその子を睨み付けブツブツと言ったようですが、畳み掛けるように「ここにも書いてあるよ!」とロッカールームの使用についての貼り紙を指差したそうです。


それを受けて元同級生は顔を真っ赤にして出て行ってしまい、結局、娘達4人が濡れたところを拭いてスタッフに鍵が空いたままであることを伝えに言ったそうです。

帰り道「凄く感じ悪かったんだよ~!」と子ども達の話を聞いて「そうだったんだ~」と聞きながらも、ニコニコ嬉しそうにするK子ちゃんの姿が印象的でした。


それから数年、相変わらず仲の良い娘とK子ちゃんを、先日、私がプールに連れて行くことに。そして、その時の話しになりました。

K子ちゃんは、あの時、最初は凄く恐かったと話し出しました。転校前にいじめられていたことも話してくれました。

「友達が元同級生に注意して睨まれた時も恐かった。でも何よりも、いつも一人だった自分が何人かの友達と仲良くしている姿を見せられたことが嬉しかった。あの子達に怯え、一人ぼっちだった自分はもういないと感じたことが嬉しかった。あの子達はきっと、誰よりも私の友達に、注意されたことが悔しかったと思う。あの時、自分は何もできなかったけど、いじめられていたことが昔のことなんだと思った」と。


長くなりましたが、K子ちゃんを庇ったことや、注意をしたことよりも、友達という存在が、K子ちゃんの中にあった、いじめられていた過去から開放してあげたこと。が一番、大きかったのではないかと思います。





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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年08月11日 13:19 ID:kidanmatome

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