名無しさんよりご投稿いただきました。
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初対面で、嫁「女性の敵」と俺を罵る。俺「生徒会長を解任しろ」と反撃して泣かせる→結婚


昔、保守系の肩身が狭かったころ。

仏間には御真影が飾ってあって旗日には日の丸を掲げるような家に育った俺。
 

3年生の時にくじ引きで負けてクラスの文化祭委員にされてしまった。

職権を乱用してクラスを焚き付けて右っぽい展示をすることにしたらアカい先生に目をつけられた。

文化祭の直前、担任でもないのに職員室に呼び出されて展示を変えるように圧力をかけられた。


でも担任の先生は良い人で思想が右と言うわけじゃないけど

「生徒が話し合って決めたこと。事実だと信じる根拠があれば発言の自由を教師が奪うことは出来ない」

「たとえ誤りがあるとしても発言の練習をする場が文化祭」と言って跳ね除けてくれた。




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アカ先生は生徒会の担当で、生徒会から圧力をかけるように手をまわした。

俺は文化祭実行委員に呼び出され展示を変えるように言われた。
 

喧々諤々の議論になり俺は生徒会集会を要求し、その週の生徒会集会の議題になることになった。

うちのクラスには、かつての良かったころのゴーマニズム宣言に影響された
コアなメンバーもいたけれども殆どはノンポリ。
 

だけど展示を変えさせられるのがめんどくさいと言う動機で先生と生徒会の横暴に負けるなーと一致団結していた。


うちの高校では生徒会長なんてやり手がなくて押し付け合いだ。
生徒会選挙と言っても候補はいつも一人だけ。

嫁は真面目で素直で人を疑うことを知らないまっすぐちゃんなところを
アカ先生が気に入って説得されて生徒会長になったが、

美人で学力優秀だったけど人望があってなったわけじゃなかった。



俺は嫁の顔は知っていたし、嫁も問題児の俺の顔を知っていたが、話をしたのは生徒会集会が初めてだった。
 

文化祭実行委員長と生徒会長であった嫁から俺のクラスの展示内容の
修正を求められる演説があった。

「戦前を賛美」「ファシズム」「女性の敵」とか言われた。

対してクラスの文化祭実行委員である俺に反論の機会が与えられた。
 

そこで俺は生徒会規約にも文化祭実行委員会がクラスの展示内容を変えたり規制する権限はなく
職権乱用であること、

展示内容を見ないで「ファシズム」とか「女性の敵」と決めつけ発言の機会を奪う
言論弾圧こそが問題だと指摘した。
 

生徒会規約や文化祭規約を熟読して俺と作戦を練っていた
学級委員が職権の乱用の責任を問う生徒会長と文化祭実行委員長の解任動議を出した。

予想外の展開に嫁はパニックを起こし悔し涙を流していた。
 

女の涙は強いのか、俺に人望がないのか、解任動議は否決されたが、

生徒会の議長が「クラスの発表内容に生徒会が介入する根拠はない」と、この議題は終わらせた。

俺たちの完全勝利だった。


嫁と俺の進学先は同じ大学だった。

サークルの部室が近かったので良く顔を会わせたが挨拶するだけの間柄だった。

俺はダラダラサークルに所属する傍ら時々拉致被害者救出活動の手伝いをしていた。

と言ってもイベント運営のパシリをしたりビラ配ったりしてただけだけど。

嫁はフェミな学科を選択してフェミなサークルに入って、すっかりアッチ系のエリート街道を
突き進んでいるようだった。
 

嫁の外見はストライクど真ん中だったけど、
さすがにアレだけ恥をかかせたし思想は正反対だし仲よくなれるとは思っていなかった。


地元で拉致被害者救出の集会があるとき人を集めないといけなかったので声をかけまくっていた時に、
たまたま出会った嫁にビラを渡した。

「これは人権問題なんです。嫁子さんも人権に興味があるなら是非来てください」


拉致被害者救出集会の当日、運営(パシリ)をしていたら嫁さんは集会に来てくれた。

「来てくれてありがとう」と声をかけたけど会話はそれだけ。

某拉致被害者救出に熱心なフェミと正反対の某政治家が登壇したりして当時フェミ全開だった嫁としては、すごいカルチャーショックだったそうだ。


それ以後、特に嫁とは接点がなく過ごしていたが、あの北朝鮮が拉致を認めた日の後、嫁は俺に声をかけてきた。

「拉致事件について、色々教えて欲しい」
 

嫁の参加していたフェミサークル(実質、嫁のゼミと一体)で、
嫁は拉致被害者救出集会に参加したと吊し上げを食らったそうで、

そこからフェミゼミに疑問を持つようになり色々調べ始めた。
 

そんなタイミングで、北朝鮮が拉致を認め被害者の実在がハッキリしたことに嫁は大きなショックを受けた。

何よりトドメさしたのは事実が明らかになった後のフェミな先生やサークル仲間の言い訳がひどすぎることに失望したことだ。



嫁は成績を落としたくないので卒業まではゼミでは擬装フェミを続けたけれども
俺と俺の父の蔵書を物凄い勢いで読破していった。

嫁はフェミから転向すると決意していたが長年身に染みているフェミ的思考を
俺に否定されるのが腹が立ってしょうがなかったらしく、

俺と嫁が二人でいたときは、ずっと議論していた。
 

お互い論破されたら悔しくて溜まらず。家に帰ってネタを調べて次の日の反撃。

そんなこんなで殆ど毎日会っていた。

4年生でサークルも引退し、授業とバイトがない時は殆ど一緒にいたのに、
お互い自宅生と言うこともあって色っぽいことはなかった。


卒業して嫁は地元就職し、俺は家業を継いだ。

自営業の俺は滅茶苦茶忙しく長時間労働だったので一人暮らしを始める余裕がなかった。

嫁は奨学金の返済に追われて実家を出る余裕がなかった。

そんなこんなで清い交際が続いた。

もちろん俺は煩悩全開だったが嫁は積極的ではなかった。
 

フェミは女が多いので、それを目当てに男が集まってきて女をチヤホヤし、
女は舞い上がる。

男女関係が爛れていて、嫁は凄く嫌悪感を持っていたらしい。


社会人3年目、となり街に出店することになり新店長となる俺は実家を出てアパートを借りることにした。

そこで嫁に相談した。

「家を出るんだが、そろそろ結婚しないか?」

嫁にめっちゃ怒られた。
 

「俺君は今まで私に正式に付き合ってって言ってない。それなのに結婚?順序が違わない!?」
 

思い起こせば嫁と出会って7年以上、一緒にいるようになって3年ちかいが、
確かに告白はしていない。

俺は平謝りして「結婚を前提に付きあってください」と言った。

嫁は「はい、喜んで」と答えて「それから?」と言った。

俺は「結婚して下さい」と言った。
 

俺と嫁の交際期間は僅か数秒で終了し婚約期間に移行した。


今では、左翼の手口を知り尽くして保守派に転向した嫁と論議したら、俺はいつも論破される。





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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年02月01日 11:19 ID:kidanmatome