322: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/31 11:32:28
ヘタレプログラマーは,今日も仕事で疲れきって,遅くなって家に帰ってきた。 
すると,彼の5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。彼は驚いて言った。 
「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」 
「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」 
「なんだ?」 
「パパは,1時間にいくらお金をかせぐの?」 
「お前には関係ないことだ」 
ヘタレプログラマーである父親はイライラして言った。 
「なんだって,そんなこと聞くんだ?」 
「どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?」女の子は嘆願した。 
「あまり給料は良くないさ・・・20ドルくらいだな。ただし残業代はタダだ」 
「わあ」女の子は言った。「ねえ。パパ。私に10ドル貸してくれない?」 
「なんだって!」疲れていた父親は激昂した。 
「お前が何不自由なく暮らせるためにオレは働いているんだ。 
それが金が欲しいだなんて。だめだ!早く部屋に行って寝なさい!」 
女の子は,黙って自分の部屋に行った。 
しばらくして,父親は後悔し始めた。 
少し厳しく叱りすぎたかもしれない...。 
たぶん,娘はどうしても買わなくちゃならないものがあったのだろう。 
それに,今まで娘はそんなに何かをねだるってことはしない方だった・・・ 。 
男は,娘の部屋に行くと,そっとドアを開けた。 
「もう,寝ちゃったかい?」彼は小さな声で言った。 
「ううん。パパ」女の子の声がした。少し泣いているようだ。 
「今日は長いこと働いていたし,ちょっとイライラしてたんだ・・・ほら。お前の10ドルだよ」 
女の子は,ベットから起きあがって,顔を輝かせた。 
「ありがとう。パパ!」 
そして,小さな手を枕の下に入れると,数枚の硬貨を取り出した。 
父親はちょっとびっくりして言った。「おいおい。もういくらか持ってるじゃないか」 
「だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ」 
女の子は答えた。 
そして,10ドル札と硬貨を父親に差しのべて... 
「パパ。私,20ドル持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?」
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323: 【バリ吉】 【57986431円】 2007/01/01 10:32:40
全米が泣いた




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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2013年12月27日 20:30 ID:kidanmatome